アトピーの原因は血流にある

血流と炎症の関係 血液の巡りが悪くなると炎症になる

  • 静脈瘤:鬱血性皮膚炎
  • 床ずれ:圧迫と鬱血による壊死
  • 痔  :圧迫による鬱血で潰瘍
  • 汗疹 :特定の部分が汗に反応

血流が鬱滞すると乾燥や炎症になる

病態を把握すると適切な対処ができる

人の体は血液が鬱滞すると炎症に発展します。その代表例が静脈瘤による鬱血性皮膚炎です。この病気の状態は、足に限らず起こります。他にも寝たきりになって起こる床ずれも、圧迫鬱血によって壊死にまで至ります。その他身近なもので言えば、座り過ぎによるなどもあります。このように血流が悪くなることで、乾燥や炎症が起こります。汗疹であれば、血液が溜まった部分に汗が滴ることで、汗に対して反応してしまうこともあります。このような皮膚の疾患は、皮膚そのものではなく、皮膚よりも内側の血流などが起因して起こることが多いです。

血の巡りが悪いかの確認 積み重ねによる負担を認識する

  • カッサで擦り赤みを確認
  • 入浴でなどでの痒みや赤みの変化
  • 筋肉のこりや圧迫の有無の確認
  • 身を置く環境や行動の確認

もし、起きている症状が鬱血によるものであるかを確認するには、皮膚に刺激を与えることで起こる変化を観察すると良いです。例えば、皮膚をカッサで擦ることで起こる赤みは、鬱血であるサインの1つです。他にも、血液が滞っている部分は熱がこもりやすいため、入浴などでまだらに赤くなりやすいです。このような滞りは、首肩こりなどの硬くなった筋肉の部分でも起こることが多いです。そのため、筋肉のこりのような自覚症状もサインの1つとして有効です。これらの負担は、日頃疲労や繰り返し起こる負担による積み重ねによることが多いです。ですので、負担のかかった部位を見つけるだけでなく、負担をかけてしまう環境の改善も必要となります。

やってみる対処 炎症の鎮静化と血流促進

  • 傷が広がる場合は薬で止める
  • 熱が籠る、摩擦、汗など刺激を避ける
  • 衣類やタオル越しにかっさ
  • お灸で炎症を鎮める
  • タオル越しにアイロン
  • 睡眠時間をとり瘀血の処理を促す

もし、鬱血の可能性があれば、炎症を鎮静化させることが優先となります。自然に傷や湿疹が治らない場合は、薬を使用した方が早いケースもあります。薬以外で炎症反応を鎮めるには、お灸アイロンなどの熱の刺激も有効です。今回の結論でもある、炎症は血流の鬱滞によるものですが、実は睡眠中にこの鬱滞を解消しようと体は働いています。ですので、ケアをしてもなかなか改善されない場合は、睡眠時間を確保することもされると良いです。6時間睡眠を1週間続けると一夜徹夜したものと同じ状態になるそうです。ですので、7時間以上の睡眠がおすすめです。どんな治療よりも治療が効きやすい体や環境づくりをされると、体は良くなっていきます。

体の負担を減らし修復させる

生活習慣の改善が鍵となる

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