膝の内側の湿疹は内臓と神経の問題を疑う

膝の内側の湿疹は、内臓や神経の問題のこともあります。そのような場合は、スキンケアなど表面のケアだけでは問題は解決しにくいです。そんな時は、体の中のケアも必要となります。今回は内側の問題を考察していきます。

膝の内側に痒みが起きる時

膝の内側の問題を確認するときは、痒みを感じているタイミングを観察します。そのタイミングで負担がかかっているからです。

座っている時にはシワがよる

座っている姿勢でズボンにシワがよるように、膝の内側にもシワがよります。そんな時には強張りや引き攣りが起きてかゆみを感じやすくなります。

寝ている時は巡りが悪い

寝ている時は、血液の巡りが緩慢になります。また、体の熱を放熱して下げていきます。体の巡りが悪い場合は、放熱がうまくできずに篭ってしまいます。衣類を着ている内腿などは熱がこもりことで痒みやすくなります。

歩き疲れた時は疲労

足の疲労が溜まることでも強張りや痒みが起こることがあります。特にガニ股などの姿勢になっていると負担がかかることが多いです。

内ももの痒みでチェックすべきこと

痒みを感じたときに、伴って起きている体の変化を観察することでなぜ起きてしまったのかがわかります。

皮膚のが摘めるか

皮膚が摘めないことでわかるのは、皮膚の張り付きです。皮膚の動きが悪い場合は、皮膚の動きを良くすることで対処できます。

足の付け根が硬くなってないか

足の付け根が硬い場合は、筋肉や神経の問題を疑います。膝の内側そのものではなく、関節的に負担がかかっているのです。

お腹の硬さ

お腹が硬い場合は、内臓下垂が起きているかもしれません。お腹の硬さは全身の緊張を起こします。また、神経の緊張も助長するので節々に余計に緊張が起こります。

ここまでで大方の問題を挙げてみました。この先は、神経や内臓の問題と対処をご案内いたします。

内臓の問題はお腹をみる

内臓の問題はその位置や形を整えることで解消できます。

  1. 内臓下垂
  2. 横隔膜
  3. 骨盤底筋群

内臓の位置が下がっている時は内臓下垂の問題を疑います。まずは胸の呼吸をして位置を戻してみましょう。その後は、落ちた内臓を支えている骨盤底筋群の強張りがあればその部分も腹式呼吸をして動かすと緩みやすいです。

神経の問題は足の付け根を見る

神経の問題は、筋肉を緩めることで解消できます。

  1. 大腿神経
  2. 腸腰筋
  3. 内転筋と大臀筋

足の付け根に腸腰筋という筋肉が通っています。この隙間を大腿神経という神経が通過します。腸腰筋のストレッチやマッサージをすることで内腿の筋肉は緩みやすくなります。それでも硬さが取れない場合は、お尻などの筋肉を緩めることで膝にかかる負担は軽減します。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

足の湿疹は神経や筋肉の問題が多いです。膝にかかる負担は、長く時間をかける姿勢や環境を見直すことで解消できます。生活する上で負担はかかりますが、硬くなっても動きで緩めればOKです。ぜひケアをしてみましょう

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