おしりがかゆい理由
- 菌の感染
- 血の巡りが悪い
- 筋肉が硬い
菌の感染
おしりや陰部は湿りやすく蒸れやすい部分です。そのためカンジダを始めとする菌が繁殖しやすいです。
私たちの皮膚には常在菌がおり、腸内環境と同じように、皮膚の菌の同士もバランスを取り合っています。そのため、カビを始めとする皮膚に刺激を与えるような菌が無闇に繁殖するのを防いでいます。しかし、皮膚の常在菌のバランスが崩れる、腸内環境の悪化により、カビが増えて湿疹になることもあります。
血の巡りが悪い
血の巡りが悪くなることで、痒みを感じます。血液が滞ることを鬱血と言います。この状態が続くことで炎症に発展します。肛門近くで起こると、いわゆる痔という状態になり、痛みを伴う場合があります。
筋肉が硬い
筋肉が凝り固まると、周囲の神経を締め付けてしまい、痒みを感じやすくなります。神経のつけがあると、痛みやひきつり、かゆみなどの感覚に過敏になります。
おしりがかゆい原因
内臓下垂
- 内臓下垂
- 肉体疲労
- 姿勢不良
お腹の調子が悪いと内臓は重力に負けて下がってしまいます。
内臓は本来、横隔膜にぶら下がり、一定の位置を保っています。しかし、呼吸が浅い、姿勢が悪い、内臓のめぐりが悪いなどの影響を受けるのことで、本来の位置を保つのとができなくなってしまうのです。
肉体疲労
体の疲労が蓄積すると、体の筋肉がこわばり、固くなってしまいます。筋肉が乗り固まることで、神経が圧迫を受けて、感覚が過敏になります。
姿勢不良
お腹シワができるような猫背などになると、体の中の圧が高まり、お尻を内部から圧迫してしまいます。また、猫背での座る姿勢では、坐骨という骨で体を支えることができず、筋肉を押しつぶしてしまいます。このような姿勢による負担で、お尻が痒くなってしまうのです。
おしりがかゆい時の対処
- 位置を変える
- 筋肉を伸ばす
- 温め巡りらせる
おしりが痒くなったときは、自然と体の位置を変えようとします。不快な姿勢から心地よい姿勢に変えることで、一時的にお尻へかかる負担を減らすことができます。
また、一つのサインとして足を組むというのがあります。この姿勢は、お尻の筋肉を伸ばしたいという体のサインだったりもします。その場合は、しっかりと足を組んで、組んだ側へへ体を捻って見ましょう。そうすることで足を組んだ側のお尻を伸ばすことができます。しっかりと伸びたあとは、足を組みたいという感覚は薄れていきます。
最後に、それでも座り続けなければならない場合は、湯たんぽなどでお尻や骨盤周りを温めると良いです。熱の力でめぐりを良くすることでむず痒さが出にくくなります。
おすすめのセルフケア
- 椅子の位置と高さを変える
- 湯たんぽで温める
- 腹巻きでお腹を保温
椅子の高さを変えることで、お尻が潰れなくてすみます。良い位置は、膝よりも腰が高くなる位置です。そうすることで、腰高の姿勢となり、坐骨で座ることができますり
湯たんぽなどをお尻や骨盤にあてがうことで、うっ血の解消になります。特に冷え性を持っている方には、冷えの解消にもなるので、オススメです。
お腹に腹巻きを巻くことで、良い姿勢を保つことができます。また、お腹の保温にもなり、冷え対策としても有用です。コルセットのようにきつく巻くのとがなくても、お腹へ意識が向き、内臓も引き上がります。
まとめ
さて、いかがでしょうか。
お尻のかゆみは、お尻へ負担がかかることでも起こりやすいです。とくに、皮膚そのものに問題かない場合には、姿勢や体の中への変化を確認されると、改善のヒントが見つかりやすいです。ご参考いただければ、幸いです。
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