おでこが赤い時は変化を観察する
顔は自分ではみることができない部分です。その分意識して観察することで変化に気づくことができます。特に顔の赤みは変化しやすい部分ですので、些細なことが改善のヒントになります。
- 体調による変化
- 環境による変化
体調による変化
1日や1週間単位で顔やおでこの赤みの変化を観察してみましょう。または、1年の中で季節の変化とともに赤みがどう変化するのかも良いです。大切なのは、観察するときの理由を明確にすることです。今回は、自分の体調によって赤みが変化するかを観察することです。この時の体調とは、睡眠の状態、仕事の疲労など自分自身の体調や体力によって影響が出ているのかを吟味するためです。
環境による変化
特に季節性がある場合は、周囲の環境によって影響を受けている可能性があります。例えば気候の影響やアレルゲンの量です。これらに影響する場合は、自分自身の体調のほか、スキンケアや自律神経を意識して整えることで対応ができるようになります。
皮膚が赤くなる理由
- 炎症で皮膚が赤くなる
- 血液が集まり赤くなる
- 圧力と緊張で赤く赤くなる
炎症で皮膚が赤くなる
炎症は異物の処理や組織の修復で起こります。炎症反応は、その役割を終えることで収束しいきます。また、炎症の場合は、1日中赤く変化が乏しいです。反対に、炎症以外の赤みは血液量によるものなので、1日の中で赤みに変化があります。
血液が集まり赤くなる
皮膚が赤くなるのは、血液が多いなどの理由でも起こります。血液が多くなるのは、必要があって集めている充血という場合があります。例えば、神経が緊張する時、乾燥した時に、体を守るために血液が集まる、疲労が溜まり回復させるために集めるなど考えられます。他にも、結果的に集まってしまう状態があります。それが鬱血という状態です。
圧力と緊張で赤く赤くなる
血液が多いと皮膚は赤く見えやすいです。集まる理由は積極的に集めている充血の他、さまざまな要因で結果的に集まった鬱血とがあります。鬱血の場合は、首肩こりで循環する流れが滞り鬱滞することでも起こります。他にも、お腹の圧が高いとその圧に押し上げられて集まるケースもあります。
これらの赤みが起こる理由はなんでしょうか?その問題を紐解く鍵が赤みが変化するタイミングを観察することです。3つご案内いたします。
赤みが変化する3つのタイミング
- 朝起きたての顔色
- 洗顔後の顔色
- 入浴の前後の顔色
朝起きたての顔色
朝目覚めた時の顔色を観察してみましょう。もしかしたら、寝る前よりも色が薄くなっているかもしれません。その理由は、脳が休まったからと考えます。脳は、スマホと同じように使いすぎると熱がこもります。熱は体の水分を集めるので、その結果、血液が顔や頭に多く集まり赤みを作ります。
洗顔後の顔色
起き抜けには、うがいや洗顔をする方は少なくないかと思います。その洗顔で顔を潤わせた時の色合いも観察してみましょう。もし、起き抜けの時の顔色よりも薄くなっていれば、それは乾燥による赤みだったと考えられます。水などの水分で一時的に潤うことで、血液が集まる理由がなくなり、赤みが引くと考えられます。
入浴の前後
入浴前後の顔色に変化がある場合は、血液の巡りや緊張の変化で赤みが変わったと考えられます。入浴することで、潤い、血流が良くなり、緊張が緩和されます。もし、そのような変化が出る場合は、入浴前から体の緊張をとりましょう。また、日頃から血流を促すことを意識されると、1日の中で大きな変化が減り、赤みにくい状態が安定してきます。
それでは、炎症以外のケースにおいて、どのような対処をすれば良いでしょうか。ここからは、そんな対処法についてご案内いたします。
スキンケア以外でもできること
特に多いのが眼精疲労です。目が疲労することで乾燥、緊張、充血が起こります。その影響は、頬からおでこにかけて顔の上部に現れやすいです。
その場合は、3つのケアがおすすめです
- 目を休める
- 熱を冷ます
- 温め緊張緩和
目は使った直後は冷ますと良いです。手のひらで覆うや冷たいおしぼりをあてがうのも効果的です。それ以外の時は、温め、マッサージをするなど血流を促して回復に努めると良いです。また、仮眠やアイマスクなどで負担を減らし、回復する機会を増やすことで、酷使しやすい目を労ることができます。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
顔の赤みは、炎症とそれ以外に区別することができます。炎症の場合は、薬で抑える、期間はかかるけども時間と共に回復していきます。しかし、炎症以外の場合は、自ら意識してケアをする必要があります。ご参考いただけると幸いです。
この記事に関する関連記事
- 顔に広がる湿疹の対処と治療方針
- 朝起きるとかゆい理由と対策
- 風呂に入ると痒い原因
- アトピーで寝ている時かく理由
- 炎症や痒みの原因は複数ある
- アトピーの原因は血流にある
- 変化する赤みの対処法
- アトピーで顔が赤くなる理由
- アトピーで薬が効かない理由
- アトピーと花粉症は風邪予防が効果的
- 首の湿疹の原因の見つけ方
- 首に出るアトピーの原因
- 炎症以外でも起こる赤ら顔の見分け方
- 2022年冬のアトピーの特徴と対策
- 頭皮がかゆい原因と対策
- 冬に起こるアトピーの顔の赤みの原因と対策
- アトピーとかゆみの原因と対処
- 足の甲の湿疹は足指のこわばりが問題
- 足首の湿疹は足首の不安定が問題
- スネの湿疹は骨の負担を疑う
- ふくらはぎの湿疹は姿勢と循環を確認する
- 膝の内側の湿疹は内臓と神経の問題を疑う
- 膝外の湿疹は神経の問題を考える
- 膝裏の湿疹は年齢と形で区別する
- 内ももの湿疹は循環と筋肉を確認する
- モモの後ろの湿疹は環境を見直す
- 前もものかゆみは癖から紐解く
- 横っ腹のかゆみは姿勢をただす
- デリケートゾーンのかゆみは鑑別が大切
- お尻のかゆみは動かして血流を促す
- 腰の湿疹はお尻とお腹を観察する
- 背中の湿疹は緊張を緩和させる
- お腹の痒みは年齢によって変わる
- 股が痒い場合は神経と血流を流す
- 脇のかゆみは腕と肋を動かす
- 肩甲骨の湿疹は呼吸を疑う
- デコルテの湿疹は首と呼吸を見直す
- 腕の湿疹はこりから解消する
- 肘の湿疹は形を分析する
- 二の腕が痒い時は姿勢を変える
- 首の後ろのかゆみは内臓と神経を緩める
- 首の横の湿疹はシワを観察する
- 首の前が痒い時の負担を考える
- 頭皮の痒みは熱と緊張を疑う
- 顎の長引く湿疹への対処
- まぶたの赤みは熱と緊張を緩和させる
- 目の疲れとかゆみ
- 椅子に座るとおしりがかゆい
- アトピーで寝れない原因と対策
- アトピーとは
- マッサージで痒くなる原因と対処
- 寝てる時に頭かく原因と対処
- 風呂あがりに顔がかゆい原因は乾燥肌
- チョコレートでアトピーは悪化するのか?
- 夜勤職場で頭皮がかゆい
- 朝起きると顔が赤くなる
- 朝起きて保湿する時に顔が赤い
- 帰宅して服を脱いだら足がかゆい
- おしりや股が蒸れてかゆい原因と対処法
- 寝ている時の手のアトピーの原因
- 寝ている時に頭がかゆい
- ネットをみていると顔が痒くなる(症例1_22)
- 酒さ様顔貌(症例1_15)
- 顔の湿疹(症例1_14)
- おでこの痒み(症例1_11)
- 目の周りに湿疹ができて痒い時の対処と原因
- アトピーで顔色が黒い理由と対処法
- ニキビと言われた湿疹と顔の赤みが変わらない
- まぶたの赤い湿疹
- アトピーの症状で顔だけに残る赤み
- 季節の変わり目に急にぶり返した顔の赤みや乾燥
- おでこや顎に出る顔赤みの具体的な改善方法を完全解説
- 朝起きるとむくんで赤い顔の湿疹【症例】
- 歯の治療をした後に頬に湿疹が出た【症例】
- 薬も効かない顔の赤み【症例】
- 小走りをするとまぶたが赤くなる【症例】
- フェイスライン、瞼、こめかみからおでこの生え際あたりが、赤くなりかさかさには何をすべきかの原因と対処を完全解説
- 朝ワセリンを塗ると顔が乾燥する
- 顔のカサカサするアトピーの症例1
- アトピーで顎の下がかゆい
- 顔のアトピー(症例9)
- 顔のアトピーによる赤みや湿疹(症例12)
- 顔の赤みや湿疹(症例11)
- 顔のアトピーや赤み(症例)
- 風呂に入るとかゆいアトピーの原因
- 帰宅して服を脱ぐとかゆい時の原因と対処法は血行を良くする
- まゆげが痒くてハゲる原因
- アトピーの耳切れの原因と対策
- 朝起きると顔が白いアトピー
- 顔の湿疹(症例10)
- 顔のアトピー(症例9)
- 顔の肌荒れ(症例8)
- 顔のアトピー(症例7)
- 顔のアトピー治療(症例6)
- 口周りのアトピー(症例2)
- 顔の赤みやかゆみ(症例5)
- 顔や頭のかゆみ治療(症例4)
- まぶたの赤みを取り除くアイマスク
- 体から汗のように体液が出る原因と対処法
- 結節性痒疹の改善方法と治療の仕方
- 顔赤みやかゆみ(症例3)
- かゆみを抑える対処法
- 全身がかゆい原因と対処法
- 痒みで掻き壊してしまう理由
- お風呂上がりに顔がつっぱるのはほてりと皮脂不足
- お風呂に入ると顔がかゆい
- 顔や頭の赤みや湿疹(症例2)
- 口周りのアトピー(症例1)
- 頭や顔のアトピー(症例1)
- かゆみの原因がカビの場合
- 顔のアトピーが治らないときに取るべき栄養素
お電話ありがとうございます、
川崎市多摩区のアトピー専門整体「英気治療院」でございます。